セルフ・コンパッション
アクリエイティブ 熊谷です。
セルフ・コンパッションという言葉をご存知でしょうか?
簡単に言うなら【自分への慈悲】ということなのですが
慈悲と言われてもあまり馴染みがないですよね。
【自分を受け入れる】とい方が
分かりやすいかもしれませね。
セルフ・コンパッションは
クリスティーン・ネフ博士が本を出版されていまして
この本がとても秀逸で気づきが多い内容になっています。
セルフ・コンパッションを
クリスティーン・ネフ博士は
1,自分への優しさ
2,共通の人間性
3,マインドフルネス
と定義しています。
1.に関しては
自分を責めるような声がけを自分にするのではなく
自分を受け入れることをする事が大切と言っています。
人はナゼか他人には言わないような酷い言葉を
自分の心の中で自分自身に対してかけていたりします。
それをすると非常に心が苦しくなるにもかかわらずです。
あなたの大切な人、友人が失敗をした時には
声をかけないような言葉をです。
その大切な人や友人が失敗した時などに
慰めるよう声がけを自分にしてあげることが大切と言っています。
そうすることで、自分自身が苦しい環境から脱していけます。
本の中では、セルフ・コンパッションを身につけていける
エクササイズがいくつものっています。
ちなみに完璧主義の傾向が強いと
セルフ・コンパッションがうまくできていません。
自分を責める事が多くなり
自分を責める事で、次の行動がうまくできなくなり
先延ばしにしたりミスをしたりと悪循環になります。
心理学では
自分を責めることを続けていると
行動をした後にも『また責められる』と脳が判断して【先延ばし】をしてしまう。
しかし自分を許せる力がある人の方が、先延ばしをしなかった。
ということが分かっているようです。
こういうことに対処するにも
セルフ・コンパッションは有効になってきます。
けっして読みやすい本とは言えないですが
完璧主義が強い傾向の自分には、気づきが多く
何度も読み返したくなる本です。
またセルフ・コンパッションについては
書こうと思います。
セルフ・コンパッションについては
こちらのブログもとても参考になります。
メンタリストDaigoさんが尊敬しているパレオさんのブログです。